「流れの中に立つ祈り」 ─ 中今(なかいま)に心を置く

─ 現人神社 祈りシリーズ 番外編 ─

「流れの中に立つ祈り」 ─ 中今(なかいま)に心を置く

探していたときには見えなかったものが、

立ち止まった瞬間に、

ふと目に入ることがあります。

前へ進もうと力を入れていたときには、

気づけなかった景色。

けれど、流れの中で静かに立ったとき、

世界は違う表情を見せてくれることがあります。

◆ 流れに逆らわず、流されず

流れに逆らわなくてもいい。

けれど、無理に流されなくてもいい。

ただ、その中に静かに立つ。

焦りも、期待も、執着も、

いったん胸の外に置いてみると、

心の奥に、澄んだ感覚が戻ってくることがあります。

◆ 中今(なかいま)という在り方

神道では、

このような在り方を

「中今(なかいま)」と呼びます。

過去でもなく、

未来でもなく、

今この瞬間に心を置くこと。

思考を止めるのではなく、

今の自分の立ち位置を、

静かに感じ取る時間です。

◆ 縁は、整ったときに近づいてくる

縁は、追ったときよりも、

整ったときに近づいてくるもの。

無理に掴まなくても、

必要なものは、

必要な形で巡ってきます。

流れの中で立つことは、

受け取る準備を整えることでもあります。

◆ 今日の祈り

今日の祈りは、

何かを願うための祈りではなく、

流れの中に、

静かに立つための祈り。

あなたの立つ場所が整えば、

世界の見え方も、

出会いの質も、

自然と変わっていくでしょう。

── 現人神社にて、心を整える時間を。

◎関連して読む

・祈りシリーズ 第一章「整える」

・祈りシリーズ 第七章「受け取る祈り」

・番外編「斎(いつき)の人」

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