「縁は人が運んでくる」 ─ むすびが生まれる場所

─ 現人神社 祈りシリーズ 番外編 ─

「縁は人が運んでくる」 ─ むすびが生まれる場所


縁は、
神様から突然降ってくるものだと
思われがちです。

けれど多くの場合、
ご縁は人の営みの中で、
そっと運ばれてきます。

何気ない会話。
偶然の再会。
自分から踏み出した一歩。

誰かの選択や行動の先に、
縁は静かに結ばれていくのです。



◆ 縁は「むすび」として育っていく

神道では、
人と人が結ばれることを
「むすび」と呼びます。

それは、
無理に掴むものではなく、
整った在り方の中で、
自然に重なっていくもの。

目に見えない糸は、
日々の暮らしの中で、
少しずつ結ばれていきます。



◆ 探すほど、遠く感じるとき

焦って縁を探しているとき、
ご縁は遠くに感じられることがあります。

けれど、
日々を丁寧に生きていると、
思いもよらない形で、
人や出来事が現れ、
次の縁へと導いてくれることがあります。

縁は、
追いかけた先ではなく、
整った足元に訪れるものなのかもしれません。



◆ 縁を運ぶのは、その人の「気配」

縁を運ぶのは、
肩書きでも、条件でもありません。

その人がまとっている気配。
誠実さ。
真心。
今この場所を大切に生きる姿。

そうした在り方が、
人の心に触れ、
次の縁を静かに呼び寄せていきます。



◆ 今日の祈り

今日の祈りは、
誰かを強く願うための祈りではなく、
自分自身の在り方を整えるための祈り。

あなたが放つやわらかな気配は、
必ず、必要なところへ届き、
現実の中で、
新しい縁として結ばれていきます。

── 現人神社にて、心を整える時間を。



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