「整える」からはじまる祈り

─ 現人神社 祈りシリーズ 第一章 ─

「整える」からはじまる祈り

願いは、心が整った時にこそ、まっすぐに神さまへ届きます。

私たちは日々、仕事や人間関係、さまざまな出来事を受けとめながら過ごしています。
気づかぬうちに心の中に曇りが重なり、祈る余裕さえ持てなくなることがあります。

現人神社では、祈りはまず「整える」ことから始まると考えています。
深く呼吸し、肩の力を抜き、静かに心を見つめる。
その小さな一歩が、願いを受けとめる器を澄ませるのです。


【整えるための、小さな所作】
1. 深く息を吸い、長く吐く
2. 背筋をすっと伸ばす
3. 心の中を静かに整える

それだけで、目の前の景色が少し明るく感じられるかもしれません。
神さまは、整った心に宿る「祈りの芯」を見守ってくださっています。

【住吉三神の御神徳とともに】

現人神社におまつりする住吉三神は、
古より“禊（みそぎ）”の大切さを教えてこられました。

禊は、穢れを祓い、生命力を澄ませる行い。
その精神は、心を整えるという祈りの始まりに通じています。


【整えた心が、未来を開く】

心が整うと、不思議と物事の流れが良くなり、
チャンスに気づける自分になります。
願いへ向かう道が見えはじめた時、
すでに祈りは叶う方向へと動き出しているのです。


この「祈りシリーズ」では
整える → 波に乗る → 希望が灯る → 実を結ぶ
という4つの章に分けて、
あなたの祈りが叶うための心の在り方をお伝えしてまいります。

まずは第一章。
今日、ほんのひと呼吸だけでも、自分を丁寧に扱ってみてください。

その一息が、祈りの始まりです。